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2×4(ツーバイフォー)工法を得意とする工務店が2×4(ツーバイフォー)工法の魅力を説明!
最終更新: 2019年12月4日
ほとんどが在来工法の中なぜ2×4工法なのか。
2×4工法は高気密高断熱、耐震性に優れている、火災保険が安く抑えられる(防火性に
優れている)、耐風性に優れている、防音性に優れているなどといった沢山のメリットがあ
ります。
在来工法は一般的な工法ですのでどこの工務店でも施工できるが、2×4工法で施工でき
る業者は数少ない為、貴重といえるでしょう。
在来工法とは?

在来工法とは、 日本が長年に渡ってしている馴染みのある伝統工法を簡略化、発展させたものです。
日本にあるほとんどのお家がこの工法で建てられています。
具体的には、柱や梁で支える工法で、間取りを自由にカスタマイズしやすく、将来リフォームする事も可能です。
分かりやすくイメージするならば点と点を線で繋いでいくような工法です。
また、在来工法は日本の昔ながらの建築の基本ですので施工をできる業者は多いです。
在来工法のメリット
・増築、リフォームがしやすい
間取りを自由にできやすいので増築やリフォームも同じように自由に変えることができます。
住むにつれて家族構成が変わる中でそれに合わせてお家も変化させる事が可能です。
・施工できる業者さんが多い
日本が昔からしてきた馴染みのある工法ですので、施工できる業者さんが多いです。
それに伴い様々な工務店で選択の幅も増え、選ぶ事ができます。
・コストを抑えられる
材料が安い為木造建築の中では、比較的コストが抑えやすいです。
在来工法のデメリット
・気密性、断熱性が確保しにくい
気密性、断熱性が低いと夏には暑く、冬には寒くなります。
そうするとエアコンなどの光熱費も増えます。
ある程度断熱性は確保させる事は出来ますが、その分コストがかかってしまいます。
・耐熱性、耐火性、耐震性が確保しにくい。
耐熱性、耐火性、耐震性が低い為、保険が高くなり、ランニングコストがかかります。
また、工夫をすれば耐火性や耐震性を高める事は出来ますが、その分コストがかかります。
・防音性が低い
防音性が低い為、外部からの騒音が聞こえてしまいます。
2×4(ツーバイフォー)工法とは?

2×4(ツーバイフォー)工法とは19世紀に北米で生まれ、その後にアメリカ全土に普及した工法。
耐力壁と剛床を強固に一体化させた箱のような構造で フレーム状に組まれた木材に構造用合板を打ち付けた壁や床(面材)を6面体で支えます。
その為、高い耐震性・耐火性・耐風性、断熱性・気密性・防音性をもっています。
分かりやすくイメージするならば、木の板で四角の箱を作っていくような工法です。
この構造はモノコック構造を採用しており、飛行機、新幹線、F1のレーシングカーなどにも使われているほどの強度を持っています。
2×4工法は新しいので施工できる工務店が数少ない為、貴重といえるでしょう。
2×4工法のデメリットとは
・コストが少しかかる
在来工法に比べコストが少し高くなります。
ですが、高気密高断熱な為、光熱費をカット出来たり、保険も安くなる為2×4(ツーバイフォー)工法のほうが長い目を見ればお得です。
これは短所というよりは長所に近いのかもしれません。
・リフォームがしにくい
在来工法に比べると面で組み立てている為、 壁を壊してリビングを広くするなど間取りを変えるといった事はしにくいです。
2×4工法のメリットとは
・高気密高断熱である
漏気を減らし省エネと快適性を向上させ、断熱性能の低下を防止する事により光熱費などのランニングコストを安く抑える事が出来ます。
例えば、全館換気システムを組み込む事により光熱費のランニングコストを安く抑え、空気がこもったり、カビを防止させるだけでなく、臭い、ほこり、花粉、PM2.5などを防ぎ、常に新鮮な空気が効率よく循環させる事ができます。
夏は涼しく、冬は暖かく快適に過ごす事ができます。
・火災保険が安く抑えられる
耐火性、防火性、耐震性、耐風性に優れている為、火災保険の料金が在来工法に比べると50%ほど安くなります。
保険料が半額に近いというメリットは大きいです。
災害に対しても、面で支える構造ですので耐火性、防火性、耐震性、耐風性に優れていると性能が充実している事は安心できるポイントです。
耐震性では阪神淡路大震災で2×4(ツーバイフォー)工法の多くの家は倒壊を免れ、話題になりました。
・防音性に優れている
気密性が高い為、外の音がほとんど聞こえません 。
車や道路工事の騒音、近隣からの生活音など気にせず快適に過ごす事ができます。
まとめ
在来工法と2×4(ツーバイフォー)工法を比較しまとめました。
在来工法は2×4(ツーバイフォー)工法に比べ、リフォームや増築がしやすく間取りを自由に変えられ、コストを安く抑えることが出来る。
だが、気密性、断熱性、耐火性、耐震性、耐風性など性能的に劣っている。
その反面で2×4(ツーバイフォー)工法ではコストはややかかってしまうものの気密性、断熱性、耐火性、耐震性、耐風性、防音性などと性能面に優れている。
保険料も在来工法に比べると半額(50%)ほど安くなる。
また、光熱費を削減できたりと、長い目を見ればこちらの方がお得である。
ただし、窓を大きくしたり、リフォームなどには向いていない。
在来工法はややデザイン性に優れており、2×4(ツーバイフォー)工法は性能的に優れている。
ただし、西洋風のお家を建てる場合は2×4(ツーバイフォー)工法の方がデザイン面的には優れている。